I/O DATA RECBOX HVL-S2と言う、録画番組保存用のネットワークストレージの分解方法になります。
友人のハードディスクレコーダーの内容物を他の機器で利用できるようにして欲しいということでI/O DATA RECBOX HVL-S2がハードディスクレコーダー本体と一緒に送られてきた。
友人の了解(保証対象外になる)を得て、分解をさせてもらいました。
当然ですが、分解した時点でメーカー保証対象外となりますので、それを理解した上での分解となります。
1.外装部品の分解
本体をこの向きに置き(この向きだとハードディスクや基板の向きが良い)、2箇所のネジを外します
ネジをはずしたら矢印の方向に約1センチずらします。1センチずれたら上のカバーを外します。
2.ファンの取り外し
最初にファンの線を抜きます。この時コネクタから線が抜けてしまうと大変なので、コネクタ部をラジオペンチなどではさんで抜いた方が安全かもしれません(私は手でコネクタ部を引っこ抜きました)
ファンの向きはコネクター部に接続できる向が一方向なのでご安心ください(ファンのケーブルが届く向きが一方向なので、取り付ける際に向きを気にしなくても大丈夫ということ)。
3.電源ランプ部品の取り外し
4.基板とハードディスクの取り外し
この製品は基盤とハードディスクがネジで一体化しているので、ケースから両方を抜き出す必要があります。
写真の2箇所の穴に指を入れて上に持ち上げるとプラスチックの箱から本体を抜くことができます。
5.ハードディスク固定ネジの取り外し
ハードディスクは計4本のネジで固定されているので全部ドライバーを使って外します。
ネジを4本外したらハードディスクを写真の向きにスライドさせるとハードディスクを抜くことができます。
以上が分解方法となります。
6.組み立て時の注意点
基本的には分解した工程を逆にたどれば良いのですが、組み立て直し時の注意点としては
- ハードディスクと基板を取り付けるより前に、電源ランプ部品の取り付けを行った方が良い。これは電源ランプ部品を取り付ける時にスライドさせて取り付けるのですが、ハードディスクと基板が取り付けられた上体だとスライドさせるのが困難なため先にいれます
- ハードディスクと基板取り付け時にはしっくり行くまで繰り返し行う。基本的にプラスチックに上手に入るかどうかにかかっているので、無理やり押し込んだりすることなくじっくりと位置を決めましょう。位置が決まるときちんと入ります
- 外装の最後の蓋は写真の位置から入れます。この1センチぐらいの位置からのみはいります。
この記事では、RECBOX HVL-S2を分解してハードディスクを取り出すところまでとなります。