Windows10移行後のOfficeで表示される「ディスクの空き容量またはメモリが不足しています。指定されたフォントを表示できません」の修復

Windows7からWindows10に移行した後、Office2016のワード等を開くと「ディスクの空き容量またはメモリが不足しています。指定されたフォントを表示できません」と言うエラーメッセージが表示されて、印刷ができない等のトラブルが多発し、修復ができず、最後はWindows10のクリーンインストールも覚悟したが、以下の対応で修復できました。

1.フォントキャッシュの削除

C:¥windows¥sytem32¥FNTCACH.DATファイルを削除する

私の場合これでは直りませんでした。

2.フォントホルダーとフォントのアクセス権の変更

管理者権限でPowerShellを開き、以下のコマンドでフォントファイルとフォントホルダーのアクセス権をセットする。

以下のコマンドを使って、1つのファイルに設定されているアクセス権を、ファイルとホルダーにセットする。

get-acl c:\windows\fonts\arial.ttf | set-acl c:\windows\fonts\*.*
get-acl c:\windows\fonts\arial.ttf | set-acl c:\windows\fonts

このコマンドを実行したときに、赤字でエラーが表示される場合はPowerShellが管理者権限で開かれていないと思われるので、再度PowerShellを管理者権限で開く(Windows PowerShellの上で右ボタンをクリックし管理者で開くを左クリック)。

私の場合はこれで直りました。

Windows10とOffice2016になんか問題があるんじゃないかなと感じています。

※追加情報

Windows7からWindows10に移行したパソコンにインストールされていた筆王に付属していたフォントが見えなくなっていたものが2の処理をしたら参照できるようになりました。