いったい国際電話の線はどこを通っているのか?

一般的な固定電話は電信柱あるいは地面の下にある線(ケーブル)が家の電話機につながっているのは幼稚園児でも知っていることと思いますが、国際電話の線は日本からどのようにして海外につながっているのでしょう?

答えは、日本のどこかの海岸線から海に線(ケーブル)を垂らし、その線(ケーブル)を外国まで船で引っ張って行き、相手国の海岸線から線(ケーブル)を陸に揚げて電信柱、あるいは地面の下を通して外国の電話会社に収容されていると思います。
実際の説明は以下のリンクを参照してください。

海底8,000mの光海底ケーブルが世界中の人々をつなぐ(富士通ジャーナル)
北太平洋の海底ケーブルを守る船「KDDIオーシャンリンク」見学会
国際ケーブル・シップ株式会社(海底ケーブル設計・設置の会社)
次世代光通信技術を日米間海底ケーブル「PC-1」へ商用導入決定
~PC-1の通信容量を最大10Tbpsへ拡張~(NTTコミュニケーションズ)

最後のNTTコミュニケーションズのPC-1海底ケーブルのニュースリリースによると

・陸揚局:阿字ケ浦(茨城県)、志摩(三重県)、Harbour Pointe(ワシントン州)、Grover Beach (カリフォルニア州)

と記載があるので茨城県の阿字ヶ浦と三重県の志摩あたりにでケーブルが海側に通っているのでしょうか?

TeleGeography Submarine Cable Map(海底ケーブルマップ)

海底ケーブルマップ
海底ケーブルマップ

これはすごい世界海底ケーブルマップです。これを見れば上陸地点もバッチリ!