個人と中小企業の事務所間の国際電話はRaspberry piを使ったPBXではどうだろうか?

いっそのこと自分でpbxを立ち上げてしまって、内線電話でつなげてしまえばよいのではないだろうか?

セキュリティとか面倒になることを考えて、NTTやkddiなどの公衆回線は収容しないようにしてしまって本当に内線電話としてのみ利用する。

RasPBXというOSとインターネット回線を使って通話できる交換機プログラムが一体化しているプログラムがあるのでこれを使って国際内線電話として利用してしまえば、月間の国際電話料金を思いっきり減らすことが可能になる。

インターネットに接続している必要はあるけれど、Raspberry PIという小型のコンピューターなら5,000円ぐらい、それに4GのMicro SDカード1,000円ぐらい、IP電話機が10,000円程度だけど、Androidスマートフォンならip電話のプログラムは無料のでも十分だし、電話の機能の中の詳細設定にインターネット電話の項目があればそれがip電話として利用ができる(iphoneの場合にはプログラムを購入する必要があるけど、うわさではAndroidよりも遅延などがなくて良いらしい)。

とりあえずAmazonでRaspberry PI 2 model Bとその専用ケース4GのMicro SDカードスマートフォン用の充電器(2A以上のもの)、充電器とRaspberry Piを接続する電源コード(スマートフォンの充電用usbケーブル)を買う。合計でも1万円程度に収まると思う。

RasPBXは以下のurlからダウンロードできる。

http://www.raspberry-asterisk.org/

専用プログラムをダウンロードして、MicroSDカードに書き込んで、Raspberry PIにセットして電源を入れてLANケーブルに接続すればとりあえずPBXとしては動作した状態になる。

もっとも、これをインターネットに接続して外部から使えるようにするにはルーターの設定や固定ipアドレスが使えるプロバイダが必要となるのだが、テストとして利用するのであれば内線番号とパスワードを設定し、次に設定した内容とraspbxのipアドレスを使ってスマートフォンに設定すればとりあえず屋内(同一ネットワーク内)内線電話としてテストは利用可能だ。